2020年07月08日
2020年6月 上布施オートキャンプ場


6月下旬に、長男に催促されていたデュオキャンプに上布施オートキャンプ場に訪問しました。
いつものオチビ達はお留守番で、中学2年生の思春期真っ只中の長男と2人でキャンプするのは久々でした。



今回は一泊で翌朝は豪雨の予報だったので、撤収時のことも考えタープ無しの軽装備で臨みました。
お陰で設営も早い早い。
あっという間に撮影が完了して、二人で乾杯しました。



上布施オートキャンプ場は、何度も訪問した事のあるキャンプ場で、基本的には斜面を利用したサイトが多く芝生(と雑草)で出来ているサイトが多いキャンプ場です。
今回の我が家は、翌朝の雨も考えなるべく土の無いサイトを選びました。


Hilander(ハイランダー) ウッドフレームチェア コットン(新仕様)
そうそう、今回ハイランダーのチェアを購入しました。今回がデビュー戦です。
以前のファイヤープレイスフォールディングチェア(コールマン)は、4年近く使用していたため引退しました。

コールマンと比較すると座り心地は、ややヘリノックスの様に沈む感じの印象です。
頻繁に立ち上がる様な場合は、座面のテンションが強いコールマンの方が良いと思います。
まぁ、圧倒的にビジュアルはこちらの方が良いですし、火の粉に強いコットン素材なのも購入の決め手でした。



さて、設営した場所は目の前が炊事場となっていますが、今時のお湯が出たりキレイなシンクがあったりする様な場所では無く、昔ながらのこじんまりした印象の炊事場です。
決して高規格ではありませんが、清掃は行き届いている為、不満はありません。

炊事場の横には、トイレ兼シャワールームがあります。シャワールームは、利用したことがないのですが、トイレはこじんまりした印象です。
オレンジ村オートキャンプ場のトイレに雰囲気が似ていますね。



一休みが終わると、続々とキャンパーがチェックインしてきました。ここのキャンプ場の売りである薪割が混み合う前に、長男と薪割りに出掛けます。



相変わらずのへっぴり腰ですが、何とか1日分の薪を大割にしました。大変そうに見えますが、針葉樹の薪なので思ったより簡単に割れてくれます。

自身の持っている手斧で小割にできる為、一旦これで退散です。


薪割りが終わると長男が散策に出ようと言ってきました。そう言えば、何度か来ている上布施オートキャンプ場を散策したことがありません。
まぁ、やる事ないし運動不足なので小一時間散策するかと重い腰を上げます。


場内は管理棟を中心に斜面の上側がメイン会場となっており、下側はトイレや炊事場からも遠くなる為あまりお客さんがいません。



その分、ソロキャンプやグループキャンプの人達には都合が良い様で、散策後に何人かのグルキャンやソロキャンパーが幕を貼っていました。



場内には、ブランコと小さな滑り台もあります。
流石に中学2年生には、小さ過ぎて不釣り合いな印象です。未就学のお子さん向けですかね。
ウグイスもいたりして、ゆったり気分で散歩ができました。


サイトに戻ると焚き火の用意をします。
先程割った薪を更に細かく割る為、長男が手慣れた感じで



手斧やナイフを駆使していきます。
写真ではそれっぽく見えますが、実際はなかなか上手くいかない御様子。
思春期真っ只中の長男は、寡黙に作業をこなしています。最後はフェザースティックも作りましたが、なんだか鉛筆削りみたいになってしまいました。




最後はナイフの背を使い火花で着火です。
これもなんちゃってで、結局は着火剤に火花を散らしただけですが、本人は満足げでした。



今夜はチキンソテーだったんですが、炭を忘れて焚火で焼いたのが失敗。見事に焦げてしまいました。
父得意の「焦げ料理」となり、大変香ばしく苦々しい美味でございました。

食事が終わると夕暮れになり日が落ちてきます。
梅雨の時期ですが、たまの晴れ間はとてもキレイ。
僅かな日暮を見ながら、ほろ酔いモードに突入します。



焚火を見ながら談笑ですが、今日は寡黙な長男と2人。いつもの次男と長女のケタタマシイ笑い声がなく静かな夜です。
・・・まぁ、タマにはこれで良いですが、やっぱり騒々しいキャンプが少しだけ恋しくなります。


ほどなくすると、どこからか野生のキョン(中国の鹿)の鳴き声がします。長男は、シャッターチャンスとスマホを握りしめ、どこかに行ってしまいました。
もうこうなると完全にソロキャン気分です。
それから30分位は、長男はあっちこっちに駆け回り撮影をしていました。
ソロってこんな感じなのかとしみじみ。
しばらくすると22時を過ぎたので就寝。
最後の火の始末をする長男を見て「成長したな」と感じました。


翌朝は、やっぱり雨です。
思ったより強く降っていない様で、何だか拍子抜けでした。



今回はタープ無しだったので、直ぐにコットをしまいシェルターモードに切り替えします。


朝は簡単な惣菜パンにしました。
こんなに手を抜いた朝ごはんは久々です。


朝食を食べながら天気をチェックすると9時以降が雨足が強くなる様なので、撤収時間を早める事に。



事前準備をしていたため、僅か30分程度で撤収作業完了。今までで最短記録となりました。


撤収が終わった頃、案の定雨が強くなってきました。この時、8時30分頃だったので予定通りうまくいきました。
おかげでテント以外はほぼ濡れず、雨撤収の割に機材もキレイな状態でキャンプ場を後にすることが出来ました。
家には10時30分には到着したので、何もかも最短記録を更新です。
気軽に楽しめる距離は楽ですね。
この後行く予定のキャンプ場は、全て遠い距離「100キロ超)なので、タマには楽チンキャンプもいいなぁと思いました。
感想・・・ギヤが少ないと撤収も超楽!