2020年06月19日
2020年6月 稲ヶ崎オートキャンプ場②


キャンプ場内の散策が終わると17時になったので、其々が食事の準備をしていきます。


私は火の番をしながらスキレットを温め


長女は、アスパラガスを切っていきます。
※長女は、米研ぎと包丁当番です。

それらをそっと見守る次男。
この後、手伝ってと長女に叱られてました・・・。


熱したスキレットに油を引いて、家で仕込んだハンバーグを投入!



この辺りから、文字通り土砂降りになってきました。印象としては、滅多にないくらいの雨量だったと思います。テンマクデザインの焚き火タープは、TC素材ですが、過去の経験で土砂降りでも雨漏りしないと分かっていたので呑気にビールを飲んでマッタリ。



とは言え、雨足はどんどん強くなりタープ下も完全に沼地状態に。こーゆー時は、慌ててもしょうがないので冷静に周りをチェック。ギヤ関連は、フィールドラックの上に配置しているため影響は無し。


テント内にも浸水してますが、我が家はインナーテント無しのシェルターとして使っており、寝床もコットを使用しているため影響はほぼ無し。
唯一、テント奥の子供用ローコットにはオレゴニアンキャンパーのグランドシート(かなり分厚い)を敷いた上に設置してますが、そこも全然平気。
つまり、全く問題無しと言うことを確認してマッタリタイム続行です。



暫くハンバーグを焼いていましたが、長女は非常に気になる様子。チラチラとアルミホイルの蓋をめくっては中身の確認。
そろそろひっくり返すか!と重い腰を持ち上げます。ヘラでひっくり返すと、意外とキレイに焼けてました。


ここでアスパラガスとジャガイモを投入して、火力を上げていきます。写真にはありませんが、小割にした薪を入れて火加減調整するのは次男が頑張りました。次男よ、すまん、父ちゃん写真撮り忘れた・・・。

メスティンで炊いたご飯は、いつも通り丁度良い塩梅で仕上がってきました。ようやく、食事になります。

食事をとる段階で、浸水具合もなかなかの状態に。
まぁ、被害がないので気にせず食事を楽しみます。


簡単な料理ですが、子供達のパートも多く満足いく味わいで、それなりに美味しかったです。
難点を言えば、ハンバーグのタネは事前に私が作ったのですがツナギを入れなかったせいか、とても弾力のある(というか硬い)歯応えでした。
まぁ、子供達も美味しい!と言ってくれたので良しとします。

ハンバーグが大きすぎて、全部食べ切るまでにお腹いっぱい。後半は、大食い大会に参加しているみたいな気分でした。



食べ終わる頃には、浸水具合がマックスに。
ここまで来ると、沼地と化したサイトを逆に楽しむ様になってきます。

次男は一生懸命に、サイトの外側に雨水を流そうと水路をペグハンマーで作って(遊んで)います。

ついでに、近くの空いているサイトも見ましたが全て沼地と化しています。
文字通り沼地にあるキャンプ場で、芝生が剥げて土サイトのため全体的に水はけは最悪レベルのキャンプ場の様です。
今まで運良く晴天の日ばかり訪問していたので、雨の日はこんなになるのかと驚きました。
まぁ、コレも含めてアウトドアなので悲観せずに楽しみました。


食後の一休みが終わると洗い物です。
目の前の炊事場で食器類を洗ったのですが・・・
コレがまた低い!腰が痛くなるくらい低く小学四年生の長女でも腰が痛くなる!と言うほど低く使いにくい炊事場でした。
なぜこの高さにしたのか・・・。


一方、男衆はやることがないため何やら遊んでいます。何をしているのか覗いてみると、長靴の上に『ヒキガエル』を乗っけて遊んでいました。
何年ぶりに見たんだろう・・・久々に見たヒキガエルは、新鮮でしたね。普段は、アマガエルだけだったので。。。

カエル好きな次男は、洗い物をしている長女にも律儀に見せに行きます。長女も何だか嬉しそう・・・。でも洗い物が進まない〜。


そんなこんなで無事洗い物が終わると就寝前のマッタリタイムです。




ここで、最近我が家で流行りのArt fireなる焚き火の色を変えるものを焚き火に投入!今回は、キレイに色が変わる様子を写真に収めることができました。


談笑もそこそこに、クワイエットタイムになったので就寝しました。久々のキャンプだったので子供達は『まだ、全然眠くない!』と言っていましたが、強制終了です。



翌朝、7時過ぎに起きました。完全に朝寝坊です。この時期は、寒くも暑くもなく快適な気温なので、ついつい寝入ってしまいます。



朝は、ナンドッグと今川焼です。
ちょっとサボり気味な朝食ですが、子供達は『美味い!』と。


ついでに、昨日食べきれなかったウインナーを焚き火で焼きました。この食べ方は、焚き火の煙で燻されてフライパンで焼くのとは一味違う味わいで、キャンプならではの食べ方だと思います。。。



食事が終わると撤収作業をみんなでやりました。
子供とは言え経験値は沢山あるので、重要な戦力で雨撤収でもいつも通りテキパキと進めました。


無事に積み込みも終わり、10時30分にはチェックアウトが出来ました。本来なら、帰りに道の駅や周辺観光をするのですが、なるべく途中で立ち寄らない様に帰りました。
久々のキャンプは、やはり楽しかったですが
水捌けの悪いサイトで、豪雨となったキャンプは家に帰ってからの後始末が大変でした。
それでも子供達が大きな戦力になってきているので、悪天候でも苦慮する事なく無事に終えることができたのには、子供達の成長を感じました。。。
2020年06月16日
2020年6月 稲ヶ崎オートキャンプ場①

緊急事態事態宣言もようやく解除され、気をつけながらもやっとキャンプが出来る様になってきたので、待ちに待ったキャンプへ行くことにしました。
今回は、千葉県君津市にある「稲ヶ崎オートキャンプ場」という公営キャンプ場にしました。
ここは、10年くらい昔に来たことがあるキャンプ場で、当時はサイトも広く値段も安い好印象なキャンプ場でした。



13時過ぎに到着したので、早速受付をします。。。
「・・・あれ?管理会社変わったのかな?」と不安になる様な印象。
昔は、とても優しそうなおじいさんが受付をして世間話等をしていたのですが、今回はとても事務的。必要最低限の会話は、もしかしたら新型コロナ対策かもしれませんね・・・。
飛沫感染防止なんだろうと、気持ちをリセット。

今回のキャンプでは、ずっと雨予報の様だったので車の乗り入れができないフリーサイトは諦めオートサイトにしました。
※オートサイトは全部で22サイトと小さなキャンプ場ですが、その他にフリーサイトもあり暖かい時期は断然フリーサイトがオススメです。


設営時は、そこそこ雨が強かったため手早くタープを組み立てます。子供3人と私のみで、妻は不在の子供キャンプでしたが、子供とはいえ我が家のチンパンジー達は100泊以上のベテランキャンパー。
そこそこ手伝ってくれるので、10分程度でタープを組み立てることができました。



今回のキャンプは、一泊二日でキャンプ中はずっと雨予報だったので、今回のテントはスノーピークのヴォールトにしました。
テンマクデザインのサーカスTC BIGだと撤収時に嵩張りそうだったので、約一年ぶりにヴォールトを子供達と設営です。相変わらず設営は楽チンだなぁ。

約1時間30分程度で、全ての設営が完了しました。
いつもならなんて事はない設営ですが、雨が若干強かったため気を使う設営でした。
やっぱり、サーカスTC BIGじゃなくてよかった・・・


設営完了後は、大人はビール、子供はサイダーで乾杯をしました。
この時は、既に結構雨が強かったですが全員が久々のキャンプで会話が弾みます。




会話もそこそこに、一瞬雨が弱まったので管理棟に薪を買いに行きました。
キャンプ場で販売している薪は、1束 650円と可もなく不可もない値段。杉・・・なんですかね、針葉樹の薪でした。


管理棟に来たついでに売店を覗いてみます。


売店には洗剤やガス缶(CB缶やOD缶)や着火剤や炭などもあります。


油やカップラーメンなどもあり、最低限の物は買えそうです。


その他に鍋などのレンタルもありました。



奥には、何故か電子レンジやセルフのコーヒーコーナー、自転車などもあります。
一般のキャンプ場では、あまり見かけないものも沢山ありました。


サイトに戻ってから焚き火の準備で白木の破片を手斧で割っていきます。
この白木、家の棚をDIYで作った時の余りを溜め込んだものでした。今年のGWは、家で大人しく棚作ったり断捨離したりで、キャンプで使えそうな木材が沢山出てきましたので、再利用です。


長女が小割にした白木を長男がフェザースティックにしていきます。初めての割には、そこそこ上手くできているみたい。これもGW中にYouTubeで何度も見て『やりたい!』と子供達が言っていた工程でした。


次男はというと、家にあった麻紐をほぐして火口を作ります。久々のアウトドアで、3人ともご機嫌なのか文句も言わず自然と役割分担ができている様です。


フェザースティックの上に、ほどいた麻紐を綺麗に並べています。雑な性格の次男が適当に置いた火口も、几帳面な長男が手際よく直して準備オーケー!


その頃、長女は一人で黙々とフェザースティックを作っていましたが、上手くいきません。
(もう少し小さなナイフが必要だな・・・)
と物欲の悪魔が囁く気がしました。。。


ここで長男が、ファイヤースターターで火花を散らします。YouTubeでは意外と火がつかないことがある様だったので『10回ずつで交代ね』と言っておきましたが、2〜3回で火がついてしまい何だか拍子抜け。子供達も残念がり今回の焚き火は、薪を足さずに何度かこのパターンをやる事にしました。

そうこうしている間に、雨がまた弱まってきました。この後からは、ザーザー降りになる予報だったので、10年ぶりにキャンプ場を散策することに。



オートサイトの横に広場に行ける小道があるので進んでみると奥には滑り台がありました。
今回は雨でグチャグチャになっているので、ここはスルーして先にある広場に向かいます。



『パパ〜、釣り禁止って書いてあるのにボートに乗っている人は何で釣りしてるの〜?』と聞いてきます。『ボートに乗らないと釣りできないんじゃない?ここからだと危ないしね。でも子供はボートに乗れないと思うよ』と釘を刺しておきます・・・。


この広場の奥にはフリーサイトがあります。
我が家は何度か利用しましたが、非常に良かった印象でした。芝生・・・ではなく、柔らかい雑草が一面に広がり亀山湖に囲まれて環境は抜群だと思います。今回は雨で搬入がめんどくさかったので利用しませんでしたが、この日は案の定、利用者はゼロの様でした。。。


広場の右側は、ボート乗り場になっています。


ブラックバスなんかが釣れる有名な場所みたいで、立派な道具を持っている方々が沢山いました。


橋の上を散歩すると、魚影が見えました。
種類は、ブラックバス?詳しくないので分かりませんが、確かに魚は沢山いそうな湖です。


桟橋から階段を上ると、恐らく貸しボートの受付をするであろう施設がありました。
結構立派な建物だったので、ホテルなのかな?
いつもキャンプばかりなので、詳細は不明ですが駐車場からキャンプ場へ繋がっていました。


サイトに戻ると子供達はバドミントンで遊んでいます。この頃には、少し雨が降ってきて10分くらいでサイトに戻りました。今思えば、雨が止んでいたのはここまででした・・・。


サイトから亀山湖を覗くと、ボートに乗った釣り人が見えてきます。何だか時間がゆっくり流れている様に感じます。こーゆー何もしない時間が贅沢だなぁと感じれるのはアウトドアならではで、自宅キャンプでは味わえない醍醐味に感じました。
続く...