2020年04月03日
オピネル フォールディングナイフ No.7 (黒サビ加工)


OPINEL(オピネル) フォールディングナイフ No.7 #7


先日、ナチュログの冬キャンプレポート2020に「オレンジ村オートキャンプ」の記事が入選しました。
ありがとうございました。

ナチュログ事務局からクーポンをもらったので、小型ナイフのオピネルNo,7を購入してみました。
オピネルのナイフは既にNo,10を持っているのですが、サイズが大きくオレンジやレモンなどのフルーツを切るのには持て余していたので丁度良いサイズだと思います。

早速開封していきます。


梱包箱の中には、小さな箱がありロゴが見える様になっています。


中を開けると、お馴染みのオピネルナイルです。
はじめに買ったNo,10は、ステンレスモデルでしたが、今回はカーボン(鋼)にしました。
理由は特にはありませんが、同じステンレスってのもつまらなかったのでカーボンモデルにしたと言う短絡的な理由です。




このままでは、直ぐに錆びてしまうので黒サビ加工をすることに。
まず、キャップ部分を外していきます。
セロハンテープで仮止めして、バイスプライヤーで無理矢理、刃を起こすと勢いよく外れます。



そのあと、ピンの頭が大きい方を下にして適当な金属の棒でピンの裏側を叩いてピンを少しだけ外側に出します。


出てきたピンをプライヤーで捻りながら引っ張るとピンが抜けます。今回は無理矢理捻ったので、ピンが少し曲がっちゃいましたが無問題です!


ピンが抜けた後は、怪我をしない様にプライヤーですナイフの刃を取り出します。

取り出した刃には、初めはオイルが塗ってあるので耐水ペーパーで磨いて傷を付けながら磨いていきます。この時、本当は1000番くらいの耐水ペーパーがいいんでしょうが、家に無かったので400番で磨きました。

磨き終わると、油分を落とすためシリコンオフとキッチンペーパーでキレイにしていきます。


この時にお湯を沸かして、枠までの間は柄の内側をサンドペーパーで削っていきます。これは、刃を出すのが硬くならない様に隙間を大きくするための作業です。




お湯が沸いたら、濃い目のアールグレイを作り、その中に酢を入れていきます。7(紅茶)対3(酢)くらいですかね。



なんとも言えない匂いのするアールグレイ&酢の中に先程の油分を拭いたナイフの刃をつけて1時間以上ほっときます。

しばらくすると、紅茶の色がドス黒い感じになってきます。その後、刃を取り出してキッチンペーパーでよく拭き取ります。

後は、逆の手順で組み立て直していきます。
簡単な作業ですが、一つ一つの作業に力が必要だったり硬かったりするので、気乗りしないとやる気になれません。

作業が終わると、真っ黒な刃になったオピネルが目に入ります。


ご覧の様に、ブレードのカラーがブラックになる事で、だいぶ印象が変わります。
見た目以上に、錆びにくくなり雑に扱える事が黒サビ加工の最大のメリットになります。また、加工するのに、お金は掛からない事もポイントです。
※根気は、だいぶ必要となりますが・・・

折角なので、No,10とNo,7のサイズを比較してみます。



ブレードの長さはだいぶ短くなった印象ですが、そこはイメージ通り。意外だったのは、思ったより柄の太さが違いNo,7は小さくて握りやすいです。
ちょっとした時に使うナイフとして活躍しそうですね!次回のキャンプで試したいと思います。

OPINEL(オピネル) フォールディングナイフ No.7 #7
Posted by グッキーパパ at 22:41│Comments(0)
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